小豆の原種と考えられる古代小豆「おまん小豆」(学名:ヤブツルアズキ)は、糖質・たんぱく質・ミネラル・食物繊維に加え、老化防止や生活習慣病予防に効くポリフェノールなどの機能成分が豊富に含まれた健康食材です。
ヤブツルアズキは、大納言など通常の小豆より以下の効果があることが、学術的に立証されています。
小豆は、糖質、タンパク質、ミネラル、食物繊維に加え、ポリフェノールなどの機能性成分が豊富に含まれた健康食材です。
小豆は医学の発達していなかった時代から、薬草などと共に民間療法では欠くことのできない貴重なものでした。小豆には血のかたまりを溶かす作用があるとされ、産後の肥立ちが悪い女性に小豆粥を食べさせていました。二日酔いにも効くとされ、小豆粥や煮汁にして食べておりました。小豆を水で煎じ、この煎じ液を飲むと利尿作用が働き、むくみが薄らぎ、便通もよくなるとされていました。その他、吐剤、脚気の予防等にも用いられておりました。現在においても、中国では漢方薬として利用されております。
このように、小豆は健康に優れた食材であり、中でもこのおまん小豆には、従来の小豆に比べポリフェノール成分が多く含まれていることがわかっています。
(加藤淳著「小豆でぐんぐん健康になる本」より引用)